欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、方向感定まらず

 16日の欧州外国為替市場でドル円は方向感定まらず。20時時点では151.21円と17時時点(151.37円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。17時過ぎに151.43円まで値を上げるも、手掛かり材料に乏しい中では上昇の勢いは続かず。その後は151円台前半でもみ合いが続くなど、様子見ムードが漂った。

 ユーロドルは伸び悩み。20時時点では1.0845ドルと17時時点(1.0841ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロポンドなど一部ユーロクロスの上昇に連れて1.0861ドルまで上昇するも、一時的。その後は1.0840ドル台に押し戻される場面も見られた。なお、ポルトガル中銀のセンテノ総裁は「政策金利はいずれ下がる」などと発言した。

 ユーロ円は上昇一服。20時時点では163.98円と17時時点(164.10円)と比べて12銭程度のユーロ安水準だった。対欧州通貨でユーロ高となる中、一時164.30円と2008年8月以来の高値水準に上昇。ただ、その後は上値重く推移し、163.97円付近まで押し戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.12円 - 151.43円
ユーロドル:1.0830ドル - 1.0861ドル
ユーロ円:163.84円 - 164.30円

(川畑)
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