欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、高値更新後伸び悩み

 13日の欧州外国為替市場でドル円は高値更新後伸び悩み。20時時点では151.70円と17時時点(151.74円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが一時4.66%台まで上昇すると、151.86円まで買われて年初来高値を更新。ただ、その後は米10年債利回りが低下したこともあり、一時151.68円付近まで押された。なお、鈴木財務相の「為替相場、急激な変動は好ましくない」「市場を注視し、緊張感を持って万全の対応する」などの発言が伝わった。

 ユーロ円は高値更新。20時時点では162.28円と17時時点(162.25円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円が底堅く推移したほか、欧州株が堅調に推移したこともあり、162.37円まで上昇して2008年8月以来の高値を更新した。

 ユーロドルは小高い。20時時点では1.0697ドルと17時時点(1.0692ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。時間外の米10年債利回りの低下を眺め、一時1.0701ドルまで上昇して本日高値をわずかに更新した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.37円 - 151.86円
ユーロドル:1.0681ドル - 1.0701ドル
ユーロ円:161.71円 - 162.37円


(川畑)
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