欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅さ維持

 8日の欧州外国為替市場でドル円は底堅さを維持。22時時点では150.89円と20時時点(150.78円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。緩やかながらも強い地合いを続けながら一時150.90円まで本日高値を付けている。市場では「日米金融政策の方向性の違いに変化はなく、円先安観を期待する声は根強い」との声が聞かれている。

 ユーロ円も底堅い。22時時点では160.97円と20時時点(160.85円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。対ドル主導で円売りが続き、一時161.06円と2008年8月以来の高値を更新した。

 ユーロドルは22時時点では1.0668ドルと20時時点(1.0668ドル)とほぼ同水準だった。ドル円が底堅く推移するなかで反発力は弱い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:150.34円 - 150.90円
ユーロドル:1.0659ドル - 1.0702ドル
ユーロ円:160.70円 - 161.06円

(越後)
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