欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 6日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では149.77円と20時時点(149.64円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。149.60円前後でのこう着状態が続いていたが、米10年債利回りが4.60%台まで上昇すると、全般ドルの買い戻しが強まった。先週末安値からの戻り高値149.76円を上抜けて149.80円まで値を上げた。

 ユーロドルは伸び悩み。22時時点では1.0744ドルと20時時点(1.0748ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.0756ドルを高値に米金利上昇に伴って1.0740ドル前後まで伸び悩んでいる。また、豪ドル米ドルは0.6499米ドル、NZドル米ドルは0.5970米ドルとそれぞれ本日安値を付けた。

 ユーロ円は22時時点では160.91円と20時時点(160.84円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。一時160.98円まで上値を伸ばしたが、節目の161円を前に買いは一服している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.25円 - 149.80円
ユーロドル:1.0722ドル - 1.0756ドル
ユーロ円:160.10円 - 160.98円


(越後)
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