欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 7日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では150.55円と20時時点(150.35円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.58%台まで低下した場面では150.25円付近まで下押ししたが、金利が4.63%台まで再び上昇すると買いが再開。カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が「必要ならFRBは追加利上げをするだろう」などと発言したことも支えとなり、3日高値の150.55円を上抜けて150.59円まで上値を伸ばした。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0679ドルと20時時点(1.0681ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。欧州長期金利の低下につれて1.0666ドルまで下げ足を速めたが、金利低下が一服すると1.0680ドル台まで下値を切り上げている。

 ユーロ円は22時時点では160.76円と20時時点(160.59円)と比べて17銭程度のユーロ高水準だった。160.43円まで下げる場面があったが、ユーロドルの下げ渋りやドル円の上昇を受けて160円台後半まで反発した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.94円 - 150.59円
ユーロドル:1.0666ドル - 1.0722ドル
ユーロ円:160.43円 - 161.03円


(越後)
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