欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小幅安

 14日の欧州外国為替市場でドル円は小幅安。22時時点では151.69円と20時時点(151.71円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。米10月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えて、米10年債利回りが4.62%前後で推移していることで、151.70円前後で上値が重い展開となった。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.0721ドルと20時時点(1.0721ドル)とほぼ同水準だった。ロンドン市場序盤で1.0731ドルまで上昇したものの、米10月CPIの発表を控えて、伸び悩む展開となった。

 ユーロ円は22時時点では162.63円と20時時点(162.66円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルが伸び悩んでいることで、162.60円台で伸び悩む展開が続いた。

 WTI原油先物価格が一時78.06ドルまで下げたことで、カナダ円は109.61円まで弱含み、ドルカナダは一時1.3844加ドルまで加ドル安に推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.58円 - 151.78円
ユーロドル:1.0693ドル - 1.0731ドル
ユーロ円:162.21円 - 162.76円


(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。