欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、もみ合い

 13日の欧州外国為替市場でドル円はもみ合い。22時時点では151.79円と20時時点(151.70円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。ロンドン市場序盤で年初来高値となる151.86円まで上昇し、昨年10月21日の高値151.95円に迫ったものの、米10年債利回りが4.63%台までやや低下していることや本邦通貨当局によるドル売り・円買い介入への警戒感から伸び悩み、151円後半でもみ合いとなっている。本日は、新たなつなぎ予算案に関して、下院議事運営委員会が公聴会を開催し、早ければ14日に下院本会議で採決する見通しとなっている。

 ユーロドルは小幅安。22時時点では1.0673ドルと20時時点(1.0697ドル)と比べて0.0024ドル程度のユーロ安水準だった。ロンドン市場で1.0701ドルまで買い上げたが、大台付近での重さが確認されると1.0670ドルまで下値を広げた。

 ユーロ円は22時時点では162.00円と20時時点(162.28円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落に連れ安となり、161.97円前後まで弱含みに推移した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.37円 - 151.86円
ユーロドル:1.0670ドル - 1.0701ドル
ユーロ円:161.71円 - 162.37円

(山下)
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