ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 上値が重い

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重い。2時時点では144.61円と24時時点(144.80円)と比べて19銭程度のドル安水準。米消費者物価指数(CPI)の結果を受けたドルの重い動きが継続し、144.40円台に押し戻された。米10年債利回りが再び4.42%台まで低下するなど戻りが鈍い動きもドル円の重し。

 ユーロドルはしっかり。2時時点では1.1489ドルと24時時点(1.1481ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準。全般ドルの重い動きが続くなか、上値を試す動き。1.1496ドルまで上値を伸ばし、4月22日以来の1.15ドル台復帰に迫った。

 ユーロ円は伸び悩む。2時時点で166.15円と24時時点(166.25円)と比べて10銭程度のユーロ安水準。23時ごろにつけた166.42円を高値に、ドル円が再び売りに押されると165円後半に押し戻されたが、ユーロドルの堅調な動きを支えに166円台を回復。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.33円 - 145.46円
ユーロドル:1.1405ドル - 1.1496ドル
ユーロ円:165.39円 - 166.42円


(金)
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