欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、神経質

 15日の欧州外国為替市場でドル円は神経質な値動き。22時時点では150.38円と20時時点(150.45円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。アジア時間につけた高値の150.79円手前で戻りの鈍さを確認すると、21時前には150.25円まで本日安値を更新した。一方で、前日安値の150.16円が意識されると150円台半ばまで切り返すなど、150円台前半の水準で神経質に上下した。

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0864ドルと20時時点(1.0857ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。全般に手掛かり材料が乏しいなか、1.0860ドルを挟んだ水準でのもみ合いとなった。

 ユーロ円は22時時点では163.38円と20時時点(163.34円)と比べて4銭程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後に進んだユーロ売りの流れが一服し、163円台前半でのもみ合いに転じた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.25円 - 150.79円
ユーロドル:1.0844ドル - 1.0884ドル
ユーロ円:163.07円 - 163.94円

(岩間)
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