欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、急落

 17日の欧州外国為替市場でドル円は急落。20時時点では149.27円と17時時点(150.44円)と比べて1円17銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.37%台まで低下する中、150円の大台を割り込むと、ストップロスを巻き込みながら下げ幅を拡大。20時過ぎに149.23円まで続落して3日以来の安値を付けた。
 
 ユーロ円は連れ安。20時時点では162.26円と17時時点(163.05円)と比べて79銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落した影響を受け、162.19円まで下押し。ただ、その後はユーロドルが上昇したこともあり下げ渋った。

 ユーロドルは反発。20時時点では1.0871ドルと17時時点(1.0838ドル)と比べて0.0033ドル程度のユーロ高水準だった。17時過ぎに1.0825ドルまで下押すも、下げ一巡後は20時過ぎに1.0875ドルまで反発して本日高値を更新。米長期金利の低下も上昇を後押しした。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.23円 - 150.78円
ユーロドル:1.0825ドル - 1.0875ドル
ユーロ円:162.19円 - 163.61円

(川畑)
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