欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い戻し

 1日の欧州外国為替市場でドル円は買い戻し。22時時点では148.28円と20時時点(147.98円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが4.34%台まで上昇したことをながめ、22時前には148.35円まで本日高値を更新した。米重要指標の発表やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控えて様子見ムードが広がるなか、米金利動向に振らされながら148.00円を挟んで神経質に上下する展開が継続した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0876ドルと20時時点(1.0890ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を背景にドル買いが進んだ流れに沿った。一時1.0874ドルまで下落し、昨日安値の1.0879ドルを下抜けた。

 ユーロ円は22時時点では161.28円と20時時点(161.16円)と比べて12銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて161.40円台まで下値を切り上げた。


本日こまでの参考レンジ
ドル円:147.61円 - 148.35円
ユーロドル:1.0874ドル - 1.0913ドル
ユーロ円:160.95円 - 161.78円

(岩間)
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