欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、伸び悩み

 6日の欧州外国為替市場でドル円は伸び悩み。22時時点では147.28円と20時時点(147.35円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが4.20%台に乗せたことで、一時147.50円まで上値を伸ばしたものの、4.18%台への低下を受けて147.25円前後まで反落した。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0777ドルと20時時点(1.0790ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)による来年からの利下げ観測が高まる中、本日のNYカットオプション1.0800ドルが上値を抑える形となり、一時1.0773ドルまで下値を広げた。
 ポンドドルもつれる形で1.2582ドルまで下値を広げた。なお、ベイリー英中銀(BOE)総裁は「金利は現在の水準程度にとどまる必要がある」と述べた。

 ユーロ円は22時時点では158.72円と20時時点(159.00円)と比べて28銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが軟調に推移したことで、158.70円前後まで連れ安に推移した。


本日こまでの参考レンジ
ドル円:146.90円 - 147.50円
ユーロドル:1.0773ドル - 1.0802ドル
ユーロ円:158.38円 - 159.12円

(山下)
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