東京外国為替市場概況・15時 ドル円、上昇一服

 19日午後の東京外国為替市場でドル円は上昇一服。15時時点では143.50円と12時時点(143.67円)と比べて17銭程度のドル安水準だった。143.20円台を下押し水準に、15時30分からの植田日銀総裁の記者会見を控えて143円台半ばでの小動きに終始した。総裁会見では、7日の発言「年末から来年にかけて一段とチャレンジングな状況」に関する質疑応答に注目することになる。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では156.81円と12時時点(156.91円)と比べて10銭程度のユーロ安水準だった。日銀総裁の会見を控えてドル円同様に様子見ムードが広がるなか、156円台後半で上値が重い展開となった。

 ユーロドルは小幅高。15時時点では1.0928ドルと12時時点(1.0921ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。動意は鈍かったが、一時1.0929ドルまで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.25円 - 143.78円
ユーロドル:1.0915ドル - 1.0929ドル
ユーロ円:155.39円 - 157.01円

(山下)
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