東京外国為替市場概況・17時 ドル円、下げ渋り

 20日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では143.55円と15時時点(143.59円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。時間外の米10年債利回りが3.89%付近まで低下するにつれて一時143.31円と本日安値を付けた。もっとも、一段と売り込む材料にも乏しく、下げの勢いが後退すると143.60円台まで持ち直すなど、年末相場で市場参加者が少ないなか、値が上下に振れやすい。

 ユーロドルは下値が堅い。17時時点では1.0965ドルと15時時点(1.0965ドル)とほぼ同水準だった。11月英消費者物価指数(CPI)が予想を下回りポンドドルが1.2648ドルまで下落したことにつれて1.0951ドルまで下押しした。もっとも、米金利低下などを支えに一巡後は1.0970ドル付近まで下値を切り上げている。

 ユーロ円は17時時点では157.41円と15時時点(157.45円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれる形で157.06円まで下げたが、節目の157.00円を前に下げ止まった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:143.31円 - 144.10円
ユーロドル:1.0951ドル - 1.0985ドル
ユーロ円:157.06円 - 158.12円


(越後)
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