東京外国為替市場概況・10時 ドル円、神経質な動き

 26日の東京外国為替市場でドル円は神経質な動き。10時時点では142.27円とニューヨーク市場の終値(142.35円)と比べて8銭程度のドル安水準だった。8時半過ぎに142.15円まで下押ししたが、時間外の米10年債利回りが小幅ながら前営業日比で上昇して始まると142.30円台を回復した。しかしながら、米金利も低下に転じたこともあり、昨日同様に仲値の値決め前には昨日安値142.14円を下抜け142.10円まで弱含んだ。もっとも、仲値を通過すると売りの勢いも弱まり142.30円近辺を回復するなど神経質な動きを繰り返している。
 
 ユーロ円は方向感がない。10時時点では156.76円とニューヨーク市場の終値(156.73円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。総じてドル円に連れた動きとなり仲値前に156.58円まで弱含んだ。しかし、仲値後は再び156.70円台を回復するなど、方向感がない。なお、日経平均は前日比でほぼ横ばいで推移。

 ユーロドルは10時時点では1.1019ドルとニューヨーク市場の終値(1.1015ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。
 
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.10円 - 142.37円
ユーロドル:1.1010ドル - 1.1023ドル
ユーロ円:156.58円 - 156.89円


(松井)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。