株式明日の戦略-大幅高ももどかしい1日、あと2日で年初来高値を更新できるか
27日の日経平均は大幅に4日続伸。終値は375円高の33681円。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1492/値下がり132。1.1兆円相当のTモバイル株を無償で取得すると発表したソフトバンクGが4%を超える上昇。海運大手の日本郵船、商船三井、川崎汽船が4~5%台の上昇とそろって騰勢を強めた。米インテルの大幅高や証券会社の目標株価引き上げを手がかりにイビデンが大幅高。上方修正を発表した東京ラヂエーターが一時ストップ高となるなど値を飛ばした。
一方、権利付き最終日で売り買いが交錯したJTが小幅に下落。リスクオンの地合いの中、エーザイや第一三共などディフェンシブ色の強い銘柄は敬遠された。3Q決算が失望を誘ったパレモHDが大幅安。株主優待の廃止を発表したシルバーライフが急落した。
本日、グロース市場に新規上場したyutoriは、初値は公開価格を上回ったものの、寄った後は買いが続かず終値は初値を大きく下回った。
日経平均は大幅上昇。ただ、もどかしさも意識された1日であった。高値は33755.75円。33500円台からスタートして勢いよく上昇していたが、年初来高値(33753.33円、7/3)を超えたとたんにピタッと買いが止まった。
33800円近辺で上値を抑えられるという状況は6月から続いている。明確に突破できれば上昇に弾みがつきそうだが、なぜか超えられない上に、11月以降は何度も場中に年初来高値を上回りながら高値更新を阻まれている。ちょうど一週間前、12月20日も場中に33824.06円まで上昇したが、年初来高値を更新できなかった。そして翌21日は500円を超える大幅下落となった。再び高値に迫っているのだから弱いわけではないが、ここが天井との見方が強まれば先週のようにまた大きく売られる展開も想定される。今年も残すところあと2日。失速を回避して年初来高値を更新し、気持ちよく来年を迎えることができるかに注目したい。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1492/値下がり132。1.1兆円相当のTモバイル株を無償で取得すると発表したソフトバンクGが4%を超える上昇。海運大手の日本郵船、商船三井、川崎汽船が4~5%台の上昇とそろって騰勢を強めた。米インテルの大幅高や証券会社の目標株価引き上げを手がかりにイビデンが大幅高。上方修正を発表した東京ラヂエーターが一時ストップ高となるなど値を飛ばした。
一方、権利付き最終日で売り買いが交錯したJTが小幅に下落。リスクオンの地合いの中、エーザイや第一三共などディフェンシブ色の強い銘柄は敬遠された。3Q決算が失望を誘ったパレモHDが大幅安。株主優待の廃止を発表したシルバーライフが急落した。
本日、グロース市場に新規上場したyutoriは、初値は公開価格を上回ったものの、寄った後は買いが続かず終値は初値を大きく下回った。
日経平均は大幅上昇。ただ、もどかしさも意識された1日であった。高値は33755.75円。33500円台からスタートして勢いよく上昇していたが、年初来高値(33753.33円、7/3)を超えたとたんにピタッと買いが止まった。
33800円近辺で上値を抑えられるという状況は6月から続いている。明確に突破できれば上昇に弾みがつきそうだが、なぜか超えられない上に、11月以降は何度も場中に年初来高値を上回りながら高値更新を阻まれている。ちょうど一週間前、12月20日も場中に33824.06円まで上昇したが、年初来高値を更新できなかった。そして翌21日は500円を超える大幅下落となった。再び高値に迫っているのだから弱いわけではないが、ここが天井との見方が強まれば先週のようにまた大きく売られる展開も想定される。今年も残すところあと2日。失速を回避して年初来高値を更新し、気持ちよく来年を迎えることができるかに注目したい。