ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、軟調

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は軟調。2時時点では142.06円と24時時点(142.60円)と比べて54銭程度のドル安水準だった。クロス円の上昇が一服して伸び悩んでいたところに、米・中長期金利が低下幅を広げると下値を試す展開となった。東京朝につけた142.31円を下回ると下げ足を速め、そのまま22日安値141.87円を割り込んで141.83円まで売り込まれた。一巡後は142円台まで持ち直している。

 ユーロドルは底堅い。2時時点では1.1112ドルと24時時点(1.1104ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。米金利低下に伴なうユーロ買いドル売りは継続され、1.1123ドルまで上値を伸ばした。またポンドドルも8月以来の高値となる1.2802ドルまで上昇している。
 なお、米10年債利回りは3.81%台前半まで低下幅を広げた。

 ユーロ円は弱含み。2時時点では157.85円と24時時点(158.34円)と比べて49銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて売り戻しが優勢となった。一時157.70円まで下押しした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.83円 - 142.85円
ユーロドル:1.1029ドル - 1.1123ドル
ユーロ円:157.15円 - 158.39円


(小針)
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