ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下落
21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下落。24時時点では142.28円と22時時点(142.78円)と比べて50銭程度のドル安水準だった。米商務省が発表した7-9月期米国内総生産(GDP)確定値が年率換算で前期比4.9%増と改定値の5.2%増から下方修正され、予想の5.2%増を下回ったことが伝わるとドル売りが先行。22時30分過ぎに一時142.08円と日通し安値を付けた。
なお、米経済活動の3分の2超を占める個人消費も3.1%増と予想の3.6%増を下回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数も2.0%上昇と予想の2.3%上昇を下回った。また、12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数も▲10.5と予想の▲3.0より弱い結果となった。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.0992ドルと22時時点(1.0980ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標が相次いだことで、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.8268%前後と7月24日以来の低水準を記録すると全般ドル売りが先行。22時30分過ぎに一時1.1002ドルと日通し高値を更新した。
ユーロ円は弱含み。24時時点では156.37円と22時時点(156.75円)と比べて38銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出た。23時過ぎには一時156.20円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.08円 - 143.62円
ユーロドル:1.0935ドル - 1.1002ドル
ユーロ円:156.20円 - 157.20円
(中村)
なお、米経済活動の3分の2超を占める個人消費も3.1%増と予想の3.6%増を下回ったほか、米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する食料とエネルギーを除くコア個人消費支出(PCE)指数も2.0%上昇と予想の2.3%上昇を下回った。また、12月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数も▲10.5と予想の▲3.0より弱い結果となった。
ユーロドルは強含み。24時時点では1.0992ドルと22時時点(1.0980ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。低調な米経済指標が相次いだことで、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時3.8268%前後と7月24日以来の低水準を記録すると全般ドル売りが先行。22時30分過ぎに一時1.1002ドルと日通し高値を更新した。
ユーロ円は弱含み。24時時点では156.37円と22時時点(156.75円)と比べて38銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの上昇につれた買いが入った半面、ドル円の下落につれた売りが出た。23時過ぎには一時156.20円と日通し安値を更新した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.08円 - 143.62円
ユーロドル:1.0935ドル - 1.1002ドル
ユーロ円:156.20円 - 157.20円
(中村)