ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、底堅い

 15日のニューヨーク外国為替市場でドル円は底堅い。4時時点では142.21円と2時時点(141.80円)と比べて41銭程度のドル高水準だった。ボスティック米アトランタ連銀総裁が「来年は第3四半期から2回利下げする可能性が高い」と発言し、市場予想(来年3回の利下げ)よりもタカ派的な見解を示したことで買いが強まり、一時142.25円付近まで水準を切り上げた。

 ユーロドルはさえない。4時時点では1.0893ドルと2時時点(1.0905ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。アトランタ連銀総裁のタカ派発言でドル高が進むと、一時1.0889ドルまで下押ししている。

 ユーロ円は4時時点では154.91円と2時時点(154.64円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で154.90円台まで持ち直している。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:141.43円 - 142.47円
ユーロドル:1.0889ドル - 1.1004ドル
ユーロ円:154.41円 - 156.49円


(越後)
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