ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、戻り鈍い

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。4時時点では142.04円と2時時点(142.06円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。米5年債の入札後に同・中長期金利が低下幅を広げると、141.95円付近まで再び売られた。141円後半では売り意欲が強まらずに一巡後は反発するも、142.10円台では上値を抑えられた。
 なお、米10年債利回りは一時3.79%手前まで水準を下げた。

 ユーロドルは上昇一服。4時時点では1.1107ドルと2時時点(1.1112ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。5カ月ぶりの1.11ドル台は維持したものの、米金利低下に対する反応は徐々に鈍っていった。

 ユーロ円は上値が重い。4時時点では157.77円と2時時点(157.85円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。米債入札後にドル円が下押しした場面では、157.64円までつれ安となった。一巡後の戻しも157.80円台と限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.83円 - 142.85円
ユーロドル:1.1029ドル - 1.1123ドル
ユーロ円:157.15円 - 158.39円


(小針)
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