ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、弱含み

 28日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは弱含み。24時時点では1.1102ドルと22時時点(1.1112ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇を手掛かりにユーロ売り・ドル買いが先行。23時過ぎに一時1.1072ドルと日通し安値を更新した。ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げ、1.1109ドル付近まで下げ渋っている。

 ドル円は戻りが鈍い。24時時点では140.75円と22時時点(140.91円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。欧州市場に一時140.65円と7月28日以来5カ月ぶりの安値を付けたあとは買い戻しが入り、23時前には141.14円付近まで下げ渋った。ただ、米金利先安観などを背景にドル売りが出やすく、戻りは鈍かった。

 ユーロ円は24時時点では156.28円と22時時点(156.60円)と比べて32銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時156.24円と日通し安値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:140.65円 - 141.83円
ユーロドル:1.1072ドル - 1.1139ドル
ユーロ円:156.24円 - 157.52円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。