ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、堅調

 27日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは堅調。24時時点では1.1104ドルと22時時点(1.1068ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下などを背景にユーロ買い・ドル売りが先行。12月米リッチモンド連銀製造業指数が▲11と予想の▲3を下回ったこともユーロ買い・ドル売りを促し、一時1.1108ドルと7月27日以来5カ月ぶりの高値を更新した。

 ユーロ円はしっかり。24時時点では158.34円と22時時点(157.82円)と比べて52銭程度のユーロ高水準。欧米株価の上昇を受けて、投資家のリスク選好意欲が高まると円売り・ユーロ買いが優勢となった。24時過ぎに一時158.39円と日通し高値を更新した。

 ドル円はもみ合い。24時時点では142.60円と22時時点(142.58円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。ユーロ円などクロス円の上昇につれた買いが入った半面、対ユーロなどでドル売りが進んだ影響を受けたためドル円自体は大きな方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.31円 - 142.85円
ユーロドル:1.1029ドル - 1.1108ドル
ユーロ円:157.15円 - 158.39円


(中村)
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