ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、下落

 15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは下落。24時時点では1.0920ドルと22時時点(1.0943ドル)と比べて0.0023ドル程度のユーロ安水準となった。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「現在、利下げについて全く議論していない」「必要なら再利上げの用意が必要」と発言したことをきっかけに全般ドル買い戻しが広がった。22時30分過ぎには一時1.0904ドルと日通し安値を付けた。

 ドル円は伸び悩み。24時時点では141.81円と22時時点(141.65円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。NY連銀総裁が利下げ議論を否定するとドル買いが優勢となり一時142.45円付近まで値を上げた。ただ、アジア時間に付けた日通し高値142.47円が目先レジスタンスとして意識されると上値が重くなった。

 ユーロ円は24時時点では154.86円と22時時点(155.02円)と比べて16銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出ると一時154.70円と本日安値を更新した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.47円 - 142.47円
ユーロドル:1.0904ドル - 1.1004ドル
ユーロ円:154.70円 - 156.49円


(中村)
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