ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロドル、底堅い

 14日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは底堅い。2時時点では1.0996ドルと24時時点(1.0991ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。予想よりタカ派だったラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁の会見を受けた買いが継続。米10年債利回りが低下幅を拡大したことも支えに一時1.1003ドルまで上値を伸ばした。

 ドル円は上値が重い。2時時点では141.54円と24時時点(141.68円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。ユーロ円など一部クロス円の上昇を支えに142円台を回復する場面も見られたが、米利下げ観測の高まりから米長期金利が大きく低下すると次第に141.40円台まで押し戻された。

 ユーロ円は2時時点では155.64円と24時時点(155.73円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ高の流れから156.01円まで上値を伸ばしたが、156円台での滞空時間は短かった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:140.97円 - 142.90円
ユーロドル:1.0874ドル - 1.1003ドル
ユーロ円:153.87円 - 156.01円


(越後)
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