欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、強含み

 29日の欧州外国為替市場でドル円は強含み。20時時点では141.70円と17時時点(141.40円)と比べて30銭程度のドル高水準だった。時間外の米10年債利回りの上昇を背景にドル買いが優勢となると、一時141.91円まで上昇。もっとも、買い一巡後は141.60円台まで押し戻されるなど、年末相場の中でやや値動きの荒い展開となっている。

 ユーロドルは下げ渋り。20時時点では1.1065ドルと17時時点(1.1065ドル)とほぼ同水準だった。米長期金利の上昇が重しとなり、1.1044ドルまで下落。なお、売りの勢いが一服すると1.1060ドル台まで下げ幅を縮小している。

 ユーロ円は反発。20時時点では156.79円と17時時点(156.47円)と比べて32銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に連れてじり高で推移すると、156.80円台まで反発した。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.14円 - 141.91円
ユーロドル:1.1044ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:156.28円 - 156.93円

(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。