東京外国為替市場概況・15時 ユーロ円、弱含み

 29日午後の東京外国為替市場でユーロ円は弱含み。15時時点では156.39円と12時時点(156.60円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。後場の日経平均は220円超まで一時下げ幅を拡大すると、リスク回避の動きでユーロ円は156.31円前後まで弱含み、早朝に付けた安値156.28円に迫った。
 
 ドル円は上値が抑えられる。15時時点では141.31円と12時時点(141.43円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。低下していた時間外の米10年債利回りも落ち着いた動きを取り戻すと141.50円台を回復する場面もあったが、後場の日経平均が軟調に推移すると141.28円付近まで下がり上値が抑えられた。 

 ユーロドルは小動き。15時時点では1.1066ドルと12時時点(1.1071ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロ円が弱含んでいることが重しになってはいるが、対円でのドル売りが支えになり小幅な値動きのまま。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.26円 - 141.67円
ユーロドル:1.1061ドル - 1.1084ドル
ユーロ円:156.28円 - 156.93円

(松井)
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