4日香港株=軟調か、米早期利下げ期待後退で 様子見ムードも
4日の香港市場は軟調か。3日のNY株式相場は主要3指数がそろって下落。米10年債利回りが一時、4.0%を上回ったことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で利下げ開始時期の不透明が強まったことでハイテク株を中心に売りが優勢となった。12月12-13日に開催されたFOMCではメンバーのFF金利予想(ドットプロット)で2024年に3回の利下げの可能性が示された。しかし、この日公表されたFOMC議事要旨では引き締め姿勢の長期化が示され、早期利下げに消極的な内容だった。
また、5日の米雇用統計の発表を前に様子見ムードも強まりそうだ。一方、中国政府による景気対策への期待は強いものの、週明けには貿易統計や物価統計の発表が控えており、中国景気の先行き不透明感は強く、相場の重しとなりそうだ。
3日の香港株の米国預託証券(ADR)は、アリババ集団(09988)やネットイース(09999)、テンセント(00700)などが香港終値を上回って引けた。
また、5日の米雇用統計の発表を前に様子見ムードも強まりそうだ。一方、中国政府による景気対策への期待は強いものの、週明けには貿易統計や物価統計の発表が控えており、中国景気の先行き不透明感は強く、相場の重しとなりそうだ。
3日の香港株の米国預託証券(ADR)は、アリババ集団(09988)やネットイース(09999)、テンセント(00700)などが香港終値を上回って引けた。