21日香港株=軟調か、米株安を嫌気 持ち高調整の動きも
21日の香港市場は軟調か。前日のNY市場が大幅下落した流れを引き継ぎ、香港市場でも売りが広がりそうだ。20日のNY市場は主要3指数がそろって下落。足もとの大幅高で過熱感が意識され、取引終盤にかけて急速に利益確定売りが強まった。弱い決算や通期見通しを引き下げたフェデックスが2桁安となったことも重しとなった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、美団(03690)やテンセント(00700)、アリババ集団(09988)などが香港終値を下回って引けている。
一方、中国の景気減速が警戒されるなか、中国政府による景気対策への期待感は根強いものの、香港市場では25-26日がクリスマスで休場となることもあり、連休を前に持ち高調整の動きも予想される。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、上値の重い展開となりそうだ。
一方、中国の景気減速が警戒されるなか、中国政府による景気対策への期待感は根強いものの、香港市場では25-26日がクリスマスで休場となることもあり、連休を前に持ち高調整の動きも予想される。積極的な買いにつながる目新しい材料が見当たらないなか、上値の重い展開となりそうだ。