米国債市場概況・8日 10年物国債利回り、4.03%に低下
8日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率4.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は高い)4.03%で終えた。NY連銀が発表した12月消費者調査で1年先の期待インフレ率が約3年ぶりの低水準となり、インフレの鈍化傾向が改めて意識されると債券買いが広がった。ただ、ボスティック米アトランタ連銀総裁が「FRBはインフレ抑制を確実に継続するため、引き締めの姿勢を崩していない」と発言すると伸び悩んだ。
(中村)
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