東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、堅調

 10日の東京外国為替市場でユーロ円は堅調。12時時点では158.37円とニューヨーク市場の終値(157.94円)と比べて43銭程度のユーロ高水準だった。日本株高を背景にリスクオンの円売り外貨買いが強まった流れに沿って、158.41円まで上値を伸ばした。他クロス円もポンド円が184.14円、豪ドル円は97.07円、NZドル円が90.42円まで外貨高・円安が進んだ。
 9時台に1990年3月以来の3万4000円台乗せに成功した日経平均は、前営業日比623円高の3万4386円で前場を終えた。

 ドル円はしっかり。12時時点では144.84円とニューヨーク市場の終値(144.48円)と比べて36銭程度のドル高水準だった。仲値付近の売りが一巡すると、大幅高の日経平均を好感して強含むクロス円とともに上値を試す展開に。一時144.89円まで買われ、8日朝につけた今週ここまでの高値144.92円に迫った。

 ユーロドルは小動き。12時時点では1.0933ドルとニューヨーク市場の終値(1.0931ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。円絡み中心の値動きとなり、対ドルでの動意は鈍かった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.32円 - 144.89円
ユーロドル:1.0926ドル - 1.0936ドル
ユーロ円:157.77円 - 158.41円


(小針)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。