今日の株式見通し=堅調か 米国ではグロース株が強くナスダックが4日続伸

 東京市場は堅調か。米国株は上昇。ダウ平均は170ドル高の37695ドルで取引を終えた。メタ、エヌビディア、マイクロソフトなどグロース株が強く、3指数とも場中に上げ幅を広げて高値圏で終了した。米株高を受けて為替はドル高・円安に振れており、ドル円は足元145円60銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて415円高の34865円、ドル建てが450円高の34900円で取引を終えた。

 本日は米12月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されているが、それを前にしても米国株は強かった。CPIは結果によっては長期金利の上昇を呼び込む可能性もあるが、ナスダックは4日続伸している。米国で物価指標に対する警戒が高まっていないことから、日本株は米国株の上昇を強く好感する流れになると予想する。日経平均はきのう節目の34000円を大きく上回ったが、CME225先物はかなりの高寄りを示唆しており、きょうは35000円台乗せもあるかという状況。買い手は勢いづき、売り手は委縮する中、場中も上を試しやすい流れが続くだろう。日経平均の予想レンジは34700円-35200円。
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