欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小安い

 11日の欧州外国為替市場でドル円は小安い。22時時点では145.38円と20時時点(145.41円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが一時3.97%台まで低下した影響もあり、アジア時間につけた本日安値の145.28円にじわりと迫った。ただ、注目の12月米消費者物価指数(CPI)発表を直前に控えているため、積極的に下値を探る動きにはなっていない。

 ユーロドルは買い戻し。22時時点では1.0984ドルと20時時点(1.0969ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ高水準だった。20時過ぎから買い戻しが入り、1.0990ドルまでわずかに本日高値を更新。もっとも、依然としてここまでの値幅は狭く、米CPI待ちの様相が濃い。

 ユーロ円は22時時点では159.69円と20時時点(159.50円)と比べて19銭程度のユーロ高水準だった。手掛かり材料を欠くなか、ユーロドルの上昇につれて159.70円台までやや値を上げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:145.28円 - 145.81円
ユーロドル:1.0959ドル - 1.0990ドル
ユーロ円:159.42円 - 160.01円

(岩間)
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