欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小高い

 8日の欧州外国為替市場でドル円は小高い。22時時点では144.46円と20時時点(144.40円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことを受けて144.60円台まで買われる場面があったが、米長期金利の上昇が一服すると伸び悩み。手掛かり材料に乏しいなか、金利動向をにらんだ展開が続いている。

 ユーロドルは小動き。22時時点では1.0944ドルと20時時点(1.0942ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。1.0940ドル前後を挟んだもみ合いが続き、依然として方向感は乏しい。

 ユーロ円は22時時点では158.11円と20時時点(158.00円)と比べて11銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、一時158.30円台まで値を上げる場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.09円 - 144.92円
ユーロドル:1.0923ドル - 1.0954ドル
ユーロ円:157.72円 - 158.49円

(岩間)
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