欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 4日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では144.21円と20時時点(144.25円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。欧州昼前からほぼ一本調子で上げてきたこともあり、持ち高調整の売りに押されるも144.07円付近までだった。下値の堅さを確認し、その後は144.20円前後の本日高値圏で推移した。 

 ユーロドルはもみ合い。22時時点では1.0952ドルと20時時点(1.0956ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。1.0940ドル台では下げ渋ったが、反発力も強まらず。発表された12月独消費者物価指数(CPI)速報値は前年比3.7%と市場予想に沿った結果であり、相場の反応は鈍かった。
 
 ユーロ円は下値が堅い。22時時点では157.95円と20時時点(158.04円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。調整売りも157.80円割れまでと限定的だった。その後は再び158円付近まで持ち直した。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.86円 - 144.30円
ユーロドル:1.0916ドル - 1.0972ドル
ユーロ円:156.08円 - 158.09円


(小針)
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