欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、高止まり

 3日の欧州外国為替市場でドル円は高止まり。22時時点では142.93円と20時時点(142.65円)と比べて28銭程度のドル高水準だった。米長期金利の上昇をきっかけとしたドル買いの流れが続く中、昨年12月27日高値142.85円を上抜くと142.99円まで続伸。143円の節目を前に伸び悩むと142.80円前後までやや下押したが一時的となり、その後は143円手前でのもみ合いが続いた。

 ユーロドルは弱含み。22時時点では1.0917ドルと20時時点(1.0928ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ安水準だった。ドル買いの流れの中で欧州株安も重しとなり、1.0915ドルまで値を下げた。

 ユーロ円は伸び悩み。22時時点では156.04円と20時時点(155.88円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。20時過ぎに155.80円前後まで下押すも、その後はドル円の上昇につれる形で156.20円前後まで反発して本日高値に接近した。もっとも、その後はユーロドルが弱含みで推移したこともあり、155.90円台まで押し戻される場面も見られた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.86円 - 142.99円
ユーロドル:1.0915ドル - 1.0965ドル
ユーロ円:155.26円 - 156.26円


(川畑)
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