米国債市場概況・16日 10年物国債利回り、4.06%に上昇
16日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。表面利率4.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.12%高い(価格は安い)4.06%で終えた。ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「インフレが再燃しなければ、今年利下げは可能」としながらも、「インフレ率の低下が持続すると明確になるまで利下げを急ぐべきでない」と述べ、市場の早期利下げ観測をけん制すると売りが優勢となった。
(中村)
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