米国債市場概況・10日 10年物国債利回り、4.03%に上昇
10日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反落。表面利率4.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%高い(価格は安い)4.03%で終えた。明日11日の12月米消費者物価指数(CPI)を前にポジション調整目的の売りが出た。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「インフレ率を2%に戻すという我々の取り組みはまだ終わっていない」「FRBはしばらくの間、制限的な政策スタンスを必要とするだろう」と話したことも相場の重し。
(中村)
(中村)