NY為替見通し=ドル円の買い続くか、米小売売上高に注目
ドル円は連日高値更新の動きが続いており、本日これまで昨年12月1日以来の高値となる148円手前まで上値を伸ばしている。日銀の政策変更は見送られる公算が大きくなり、年初から円売りが優勢となっている。また、最近の米経済指標は良好な結果が目立ち、昨年年末に膨らんだ米早期の利下げ期待が萎んだ。来週に日銀金融政策決定会合、今月末に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、徐々にドル買い・円売りが一服する可能性はあるが、足もとではドル円の底堅い動きが続きそうだ。
ドル円はテクニカル的にも昨日に日足一目均衡表・雲を上抜けした。本日は90日移動平均線を回復し上昇基調を強めており、徐々に心理的節目の150円大台が視野に入る可能性がある。
本日は12月米小売売上高や1月米NAHB住宅市場指数など複数の指標発表が予定されており、指標結果を受けた米長期金利の動向に注目。米インフレ率は鈍化しているが不透明感は強く、米金融当局者らからも市場の早期利下げ思惑をけん制する発言が多く聞かれている。また、中東での地政学リスク拡大が懸念されており、再びエネルギー価格などの上昇が警戒されている。
・想定レンジ上限
ドル円は昨年11月30日の高値148.51円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は日足一目均衡表・雲の上限146.81円が下値めど。
(金)
ドル円はテクニカル的にも昨日に日足一目均衡表・雲を上抜けした。本日は90日移動平均線を回復し上昇基調を強めており、徐々に心理的節目の150円大台が視野に入る可能性がある。
本日は12月米小売売上高や1月米NAHB住宅市場指数など複数の指標発表が予定されており、指標結果を受けた米長期金利の動向に注目。米インフレ率は鈍化しているが不透明感は強く、米金融当局者らからも市場の早期利下げ思惑をけん制する発言が多く聞かれている。また、中東での地政学リスク拡大が懸念されており、再びエネルギー価格などの上昇が警戒されている。
・想定レンジ上限
ドル円は昨年11月30日の高値148.51円が上値めど。
・想定レンジ下限
ドル円は日足一目均衡表・雲の上限146.81円が下値めど。
(金)