17日の主な要人発言(時間は日本時間)

17日16:16 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「市場についてはコメントしない」
「インフレはECBが望む水準にない」
「過度に楽観的な市場はECBのインフレとの闘いを支援しない」
「夏までに利下げする可能性」

17日16:44 クノット・オランダ中銀総裁
「市場が緩和的になればなるほど、利下げの可能性は低くなる」
「上半期の利上げはそうそうないだろう」
「賃金の回復を見届ける必要がある」

17日18:49 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「2024年のいつ利下げをするかを言及するのは時期尚早」

18日04:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「全体として、米経済活動は前回の報告書以降ほぼ変わらず、もしくは全く変化がなかった」
「差があった4地区のうち、3地区は緩やかな成長を報告し、1地区は緩やかな減少を報告」
「ほぼすべての地区で、製造活動が減少」
「6地区では僅かな、もしくは緩やかな価格上昇が報告され、2地区では穏やかな価格上昇が報告された」
「3地区の企業は、価格上昇が今後1年間でさらに緩和されると予想。また、4地区の企業はほとんど変化がないと予想」
「7地区では全体的な雇用水準にほぼ変化がない、または全くないと報告。一方、4地区では雇用の増加ペースが緩やかから穏やかになったと報告」
「2地区は引き続き労働市場の逼迫を指摘。ボストン地区とサンフランシスコ地区ではそれぞれ自動車整備士や経験豊富なエンジニアなど、専門スキルを求める企業の雇用が課題であると報告」
「ほぼ全ての地区が、応募者数の増加や離職率の低下、企業による採用の厳選、賃金圧力の緩和など、労働市場の冷え込みの兆候を1つ以上挙げた」
「ボストン、リッチモンド、シカゴ、ダラスの賃金上昇ペースは緩やか」
「多くの地区の企業は賃金圧力が緩和され、来年の賃金の伸び率はさらに低下すると予想」

18日04:20 ナーゲル独連銀総裁
「ECBはインフレに関して多くの成果を上げている」

※時間は日本時間


(中村)
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