欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、小動き

 18日の欧州外国為替市場でドル円は小動き。22時時点では147.90円と20時時点(147.85円)と比べて5銭程度のドル高水準だった。NY勢の本格参入を前に147円後半でのもみ合いとなっている。22時30分には1月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数の発表が控えており、16日に発表された1月米NY連銀製造業景気指数が大きく下振れたこともあって警戒感が高まっている。

 ユーロドルは小安い。22時時点では1.0877ドルと20時時点(1.0895ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ安水準だった。1.0890ドル前後から1.0874ドルの本日安値まで小幅に下押ししている。なお、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨(12月14日分)では「インフレは近い将来に再加速する可能性が高いため、警戒が必要」「油断の余地がないことを強調」などの見解が示された。

 ユーロ円は22時時点では160.87円と20時時点(161.08円)と比べて21銭程度のユーロ安水準だった。20時前に161.10円台まで持ち直したが、再び本日安値圏まで戻すなど戻りが鈍い。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:147.66円 - 148.25円
ユーロドル:1.0874ドル - 1.0907ドル
ユーロ円:160.80円 - 161.39円


(越後)
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