欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、買い一服

 16日の欧州外国為替市場でドル円は買い一服。22時時点では146.68円と20時時点(146.66円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。米長期金利が上昇基調を保つなか、ナイト・セッションの日経平均先物が堅調に推移したことで円売りが強まった影響もあり、一時146.79円と昨年12月7日以来の高値を付けた。もっとも、日足・一目均衡表雲上限が位置する146.81円がレジスタンスとして意識されると買いは一服している。

 ユーロドルは下げ止まり。22時時点では1.0886ドルと20時時点(1.0881ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ高水準だった。米金利上昇に伴うドル買いの流れから一時1.0874ドルと昨年12月14日安値に面合わせした。その後、欧州序盤からの売りはいったん落ち着いたが、戻りは極めて限定的となっている。

 ユーロ円は22時時点では159.68円と20時時点(159.58円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。日経平均先物の上昇とともに円売りが進むと一時159.85円まで値を上げる場面があった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:145.59円 - 146.79円
ユーロドル:1.0874ドル - 1.0951ドル
ユーロ円:159.24円 - 159.85円


(越後)
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