欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、底堅い

 15日の欧州外国為替市場でドル円は底堅い。22時時点では145.84円と20時時点(145.67円)と比べて17銭程度のドル高水準だった。東京時間からの強い地合いが継続する形で一時145.91円まで上げ幅を拡大している。目先は11日の12月米消費者物価指数(CPI)後に付けた高値146.41円がレジスタンスとして意識される。

 ユーロ円は堅調。22時時点では159.75円と20時時点(159.36円)と比べて39銭程度のユーロ高水準だった。対ドル主導で円安が進んだ流れに沿って先週末高値の159.65円を上抜けて159.83円まで上値を伸ばしている。

 ユーロドルは下げ渋り。22時時点では1.0953ドルと20時時点(1.0940ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。20時前に1.0934ドルまで下げた後はユーロ円の上昇を支えに1.0950ドル台まで切り返している。ホルツマン・オーストリア中銀総裁が「今年の利下げを見込むべきではない」と発言したことも支えか。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:144.88円 - 145.91円
ユーロドル:1.0934ドル - 1.0968ドル
ユーロ円:158.57円 - 159.83円


(越後)
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