欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、上伸

 15日の欧州外国為替市場でドル円は上伸。20時時点では145.67円と17時時点(145.45円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。東京タイムに支えとなった円売りに続き、欧州入り以降はオセアニア通貨を中心にドル買いが進んだ動きが後押しに。先週末の高値145.57円を上抜けて勢いづき145.82円まで高値を更新した。

 ユーロドルはじり安。20時時点では1.0940ドルと17時時点(1.0954ドル)と比べて0.0014ドル程度のユーロ安水準だった。対ドルでのオセアニア通貨の下落に影響され、先週末の安値1.0936ドルをわずかに割り込む1.0934ドルまで下値を試した。豪ドル/ドルは0.6652ドル、NZドル/ドルは0.6183ドルまで下落した。

 ユーロ円はもみ合い。20時時点では159.36円と、17時時点(159.33円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇に伴う円売りを支援に一時159.55円まで上昇。しかしユーロドルのじり安が重しとなり伸び悩んだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.88円 - 145.82円
ユーロドル:1.0934ドル - 1.0968ドル
ユーロ円:158.57円 - 159.55円

(関口)
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