米国債市場概況・19日 10年物国債利回り、4.12%に低下

 19日の米国債券相場で長期ゾーンは4営業日ぶりに反発。表面利率4.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.02%低い(価格は高い)4.12%で終えた。米連邦準備理事会(FRB)高官から早期利下げ観測をけん制する発言が相次ぐ中、債券売りが優勢になると、利回りは一時4.1957%前後と昨年12月13日以来の高水準を更新した。ただ、足もとで相場下落が続いたあとだけに、引けにかけてはポジション調整目的の買いが強まり上げに転じた。

(中村)
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