23日の主な要人発言(時間は日本時間)

23日12:15 日本銀行声明
「必要であれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
「予想物価上昇率、緩やかに上昇している」
「潜在成長率、足もとではゼロ%台後半と推計される」
「物価見通し、原油価格の下落の影響主因に24年度が下振れ」
「経済・物価めぐる不確実性極めて高い」

23日15:38 植田和男日銀総裁
「わが国の景気は緩やかに回復。先行きの日本経済は緩やかな回復を続ける見通し」
「能登半島地震に際して、金融機能維持と資金決済円滑化に万全を期す」
「コア消費者物価指数(CPI)はサービス価格の上昇もあり足元は2%台前半」
「賃金上昇を伴う2%物価目標の持続的・安定的な実現を目指す」
「必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
「2%物価目標の安定的持続に必要な時点まで現行の緩和策を継続」
「賃金から物価への波及、少しずつ広まっている」
「物価目標の実現確度、少しずつ高まっていると判断」
「目標を見通せれば、マイナス金利含む緩和策の継続の是非を検討する」
「物価目標の実現確度向上の根拠は、コアコアCPI再点検で同じ数字だったこと」
「第2の力は引き続きゆっくり上昇を継続」
「輸入物価上昇の価格転嫁はピークを過ぎたと判断」
「マイナス金利解除は、その後の経路も考慮して判断」
「マイナス金利は、ある程度の副作用は否定できない」
「物価目標実現へどのくらい近づいたかは把握が難しい」
「実質賃金がずっとマイナスである見通しでは、目標達成に遠い」
「実質金利がプラスに転じる見通しなら政策変更は妨げない」
「マイナス金利解除しても極めて緩和的な環境が続く」
「能登半島地震で非常に大きなマイナスの影響があれば、出口判断に影響する」
「ETF、目標達成が見通せる段階で引き続き買うかは検討」
「サービス価格が上がることで賃金引き上げの余地を生む」
「株価や為替の動きには注目している」
「物価2%の前に利上げした場合、デフレに戻るリスクも上がる」

23日17:51 神田財務官
「日銀の決定を尊重し、市場に対して適切な対応をとる」

※時間は日本時間


(中村)
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