ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、下げ渋り

 24日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。24時時点では147.07円と22時時点(147.30円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。NY勢参入後も米長期金利の低下に伴うドル売りの流れが継続。前日の安値146.99円を下抜けて一時146.66円まで値を下げた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。1月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことが伝わると、147.25円付近まで持ち直した。

 ユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0903ドルと22時時点(1.0894ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。NY勢参入後もユーロ買い・ドル売りの流れが続き、23時30分過ぎに一時1.0932ドルまで値を上げた。ただ、良好な米経済指標をきっかけにドルを買い戻す動きが強まると1.0899ドル付近まで下押しした。

 ユーロ円は24時時点では160.36円と22時時点(160.48円)と比べて12銭程度のユーロ安水準。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.66円 - 148.40円
ユーロドル:1.0848ドル - 1.0932ドル
ユーロ円:160.24円 - 161.08円


(中村)
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