欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、下げ渋り

 26日の欧州外国為替市場でドル円は下げ渋り。22時時点では147.76円と20時時点(147.65円)と比べて11銭程度のドル高水準だった。昨年12月PCEデフレーターの発表を控えたポジション調整の売りで147.60円前後まで下押しした。しかしながら、米10年債利回りが4.12%台まで上昇に転じたことも支えに147.80円台まで反発した。

 ユーロ円は強含み。22時時点では160.58円と20時時点(160.42円)と比べて16銭程度のユーロ高水準だった。仏株の大幅高を眺めながら、160.68円までユーロ高が進んだ。

 ユーロドルは小幅高。22時時点では1.0867ドルと20時時点(1.0865ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。堅調な欧州圏の株価指数を好感し、一時1.0876ドルまで上値を伸ばした。
 
 オセアニア通貨は買い優勢。豪ドル/ドルは0.6602ドル、豪ドル円は97.50円まで上昇し、NZドル/ドルは0.6115ドル、NZドル円は90.29円まで上値を伸ばした。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.48円 - 148.09円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0876ドル
ユーロ円:159.83円 - 160.68円


(山下)
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