ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、伸び悩み

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は伸び悩み。2時時点では147.94円と24時時点(147.90円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。この日発表された米経済指標に反応して米10年債利回りが4.16%台に上昇するのを眺め、148.17円まで上伸するも、24日高値148.40円が意識されて失速した。米10年債利回りが4.13%台に低下したことも重しとなり、147.90円前後まで押し戻される場面も見られた。

 ユーロドルは小動き。2時時点では1.0865ドルと24時時点(1.0872ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利が上昇してドルが買われると1.0850ドルまで下押すも、一時的。その後は手掛かり材料に乏しい中で1.0860ドルを挟んだもみ合いが続いた。

 ユーロ円は小高い。2時時点では160.74円と24時時点(160.80円)と比べて6銭程度のユーロ安水準。欧米株の上昇によりリスク志向が高まる中、一時160.93円と日通し高値を更新。
ただ、前日高値160.97円が意識されて伸び悩んだほか、ユーロドルが動意を失ったこともあり、その後は160円台後半でもみ合う展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.46円 - 148.17円
ユーロドル:1.0813ドル - 1.0885ドル
ユーロ円:159.83円 - 160.93円

(川畑)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。