東京外国為替市場概況・17時 ドル円、弱含み

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。17時時点では147.80円と15時時点(148.03円)と比べて23銭程度のドル安水準だった。特筆すべきニュース等は流れていないものの、米10年債利回りが4.11%台まで低下していることが重しになり147.76円まで弱含んだ。

 ユーロドルは上値が重い。17時時点では1.0837ドルと15時時点(1.0840ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。時間外の米金利は低下しているが、独長期債利回りも先週引け値と比較し大幅に低下して始まったことで上値が重く、17時過ぎには1.0833ドルまで下押しした。

 ユーロ円はじり安。17時時点では160.17円と15時時点(160.46円)と比べて29銭程度のユーロ安水準だった。ドル円とユーロドルともに軟調推移なことで160.11円までじり安。なお、米株指数先物はダウ先物が下落している反面、ナスダック先物は小幅高になるなどまちまちな動き。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.76円 - 148.34円
ユーロドル:1.0833ドル - 1.0858ドル
ユーロ円:160.11円 - 160.84円


(松井)
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