東京外国為替市場概況・12時 ユーロ円、下げ渋り

 2日の東京外国為替市場でユーロ円は下げ渋り。12時時点では159.19円とニューヨーク市場の終値(159.21円)と比べて2銭程度のユーロ安水準だった。日経平均株価が一時430円近く上昇したほか香港株が大幅続伸、上海株も反発スタートとなったことでリスク選好の円売り方向へ傾斜。159.05円を下値に一時159.20円台へ戻した。豪ドル円は96.58円、NZドル円は90.10円までじり高となった。

 ドル円も下げ渋る。12時時点では146.34円とニューヨーク市場の終値(146.43円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。アジア株の動向をにらんだクロス円の円安推移が支えとなった。146.24円まで小幅に下値を広げたところから146.46円前後へ戻す場面もあった。時間外取引で一時低下した米10年債利回りが3.89%台までじり高となったことも支援となった。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.0878ドルとニューヨーク市場の終値(1.0872ドル)と比べて0.0006ドル程度のユーロ高水準だった。限られたレンジの振幅が続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.24円 - 146.52円
ユーロドル:1.0868ドル - 1.0880ドル
ユーロ円:159.05円 - 159.31円

(関口)
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